こんにちは。あべ整体院の安部です。
本日は、ピンキリのキリを避けるというテーマでお話します。
昨日、整体の分野で、ボキボキ整体(スラスト法など)、筋肉アプローチ、ストレッチ中心、と3つに分けてお話しました。他にも気功とか、まだ見たことのない施術もあるかもしれませんが、とりあえず主にその3つで分けてみました。
最初にお断りしますが、ボキボキ整体(スラスト法など)、ストレッチについては専門ではないので、これ以上踏み込んだお話はできません。
今日お話する、ピンキリのキリを避けるというテーマは、筋肉をほぐして、整える施術を行っているという前提になります。
私のようなやり方の整体院の他、リラクゼーション店や韓国式マッサージ、中国式マッサージ、タイ古式などが該当します。
その中でキリを避けるには、
①他の施術者や施術店と違いをアピールしすぎるところ(人)
私は施術をスポーツと似てると思っています。基礎が大事で基礎が固まってない人で上手だと思ったことはほぼありません。他と違うアピールが多いと思ったら怪しいと私は思います。
商売ですから他店との違いはアピールする必要はありますが、あまりにも露骨な場合は注意が必要です。ホームページでそこを察知すること。施術中に他の方とやり方が違いすぎると感じたときは施術結果がどうだったか注意深く観察してください(すごく上手や、自分自身に合ってる場合もないことはない)。
②やたら演出に入るやり方は良くない
私も実はやったことがあります。2年目くらいのときでしょうか。まだ修行で店舗で働いてるときです。指名が欲しくてやたら頑張ってましたね😅正直、腕に自信がなかったからビフォーアフターのを頻繁に施術に組み込んでたというのは否定できません。
結果、少しは指名増えましたが、その程度です。本当に上手な方はビフォーアフターの比較も最低限で、スマートに行います。それに気付いて手技増やしたり技術磨いたときのほうがお客様がついた記憶があります。
具体的に演出というとどんな感じかと言えば、可動域の違いを示したり、痛いように押して、『ここ痛いでしょ?』みたいな自作自演のような演出をしたりと様々です。
可動域の違いを見せたところで、どれくらい体が楽になったかはお客様の感じ方次第ですし、痛いところを痛いように押せばそれは当然です。お客様は素人ですから『身体のことよく知ってる!』と思わせる演出なんですけど、それに頼る人は逆に言えば腕がないのです。
そういう施術を行うお店や施術者は避けるほうが無難です。特に痛いように押せばいいと思ってる方は普通の施術ではないので、より合う合わないが出ます。合わなかったときの身体のダメージが大きく出る可能性があります。
③治療を匂わす宣伝文句
この業界は基本的に医師法、薬事法には気を付けなければなりません。
医師免許持ってないのに『治す』『治る』と謳うのはご法度です。物販を売ってるお店も多いですが、これも薬事法に気を付けなければなりません。『これを飲めば治ります』などと謳ってはいけません。ここまで露骨ではなくても、それに近いことを言ってるお店はあります。そういうお店は避けるほうが無難です。
以上3点気をつけてみてみれば少しはお店選びや施術者の選び方の参考になると思います。ピンを探すのは大変ですが、キリを避ければ最低限不満のない施術は受けられるはずです。
次回、この続きをかかせていただきます。
2022.8.30 あべ整体院 院長 安部 浩靖