熱中症と部活、社会活動②

 

こんばんは。あべ整体院の安部です。

今回は前回のお話の続きです。

熱中症が危険だから学生の大会を中止することは断固反対だと前回述べました。そして今回はそれを別の視点から述べていきます。

私は前職、工場で働いていました。また、バイトで引っ越しやアスファルト舗装の補助作業など、熱中症の危険を感じる仕事を経験してきました。私は一度も熱中症になったことはありませんが、夏に練習、試合をしてきた経験は大きいと思います。

夏の大会中止論者は、その経験を奪うことについてどう考えてるのか??高卒で即社会人になる方もいるでしょうし、大学まで行ったとしても4年後には社会人になります。今の社会体制を変わらないのであれば、義務教育を終えた高校生以上の学生を過保護にする必要はないと私は考えます。

 

運動を止めろというのであれば、現場仕事も同様ではないか?学生と社会人、違いと言えば給料があるかないかの違いであり、外で活動することには変わりはないし、熱中症リスクも変わらない。なのに、夏の大会中止論者たちは、何故学生は過保護に守り、社会人は放置なのか??私には理解に苦しみます。

百歩譲って夏の大会中止というならば、例えば、危険や厳重警戒という時期に入るときは、熱中症危険リスクの高い仕事については4時間を超える労働は認めない!というくらい言えないのか??

確かにそんなことを決めたら社会体系が壊れるでしょうから、実現はかなりハードルが高いことは私も承知してますが、働き方改革というのなら、熱中症対策についても言及してほしいものですし、夏の大会中止論者こそそこに踏み込んで発言するべきではないか??それなら私も理解できるんですが・・・。橋下徹氏など、中止論者の発言はいっぱい見てきたけど、働いてる方に対しての発言は聞いたことないんですよね。

こういう都合の悪いことは無視して、耳障りいいことだけ対外的に言う。これってブラック企業体質そのものではないか??私はそう思っています。こういう人の部下には絶対になりたくないな、と・・・。

 

最後に、熱中症は絶対にならないほうがいいです。それは学生でもお年寄りでも、社会に出て働いてる方も同じです。なので汗のかきかた、喉の渇きには十分気をつけて早めの対策をしてください。

熱中症ならないため、過保護に守るのであれば社会構造そのものを変える必要があり、それができないのなら学生のうちに適応する方法を身をもって経験する必要がある。それが私の熱中症に対する考え方です。

2022.8.26  あべ整体院 院長   安部 浩靖

 

 

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